「まず、このことは米国がウクライナの紛争に直接介入を行っている事実を改めて裏付けている。第二に、ここには、この状況の非常に興味深い側面がある。この供給は全体から判断して、現段階ですでに実現されている。ところが、法案はまだ承認されておらず、法として発効していない」
ペスコフ報道官は、この供与は米国の法を侵して行われており、米議員らがその事実に注意を向けることもありうると見ている。
ペスコフ報道官は、米国はこうした供給を使って、火に油を注ぎ続けており、ウクライナに渡されるミサイルが長距離化するに従い、ロシアの安全確保のために必要な緩衝地帯は拡大すると指摘した。
4月24日、米国防総省はスプートニクからの取材に、3月にウクライナに対して長距離戦術弾道ミサイル「ATACMS」をひそかに供与していた事実を認めた。