米国のウクライナ支援はカラになった国内武器庫の補填に消える=NYT

ウクライナ当局者らは前線を維持する上で十分な武器を米国から受け取ることができるとは考えていない。ニューヨーク・タイムズ紙は次のように報じている。
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「ウクライナ当局者らは、勢いを維持するのに十分な量の武器が今後数カ月以内に迅速かつ継続的に配備されるかどうかに懐疑的なようだ」
同紙によると、米国がウクライナ支援に拠出した610億ドルのうち、480億ドルは国内の兵器製造メーカーに渡るという。そして弾薬と軍事装備品の大半はウクライナ支援でカラになった米軍の倉庫に移送されるとのこと。
また、AFP通信によると、米国政府はウクライナが近く大規模な攻撃を行うとは予想していない。匿名で取材に応じた米国政府の消息筋によると、米国の支援でウクライナは「主導権を握る」可能性があるものの、これには時間がかかるとのこと。
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