ブリンケン長官の訪中 「あれは交渉じゃなく、親書を運んだだけ」 ロシア人専門家

ブリンケン米国務長官は訪中の間、「インストラクションに沿ったトーン」を用い、そのことによって、自分は交渉をしにきたのではなく、北京まで親書を運んできたという印象を与えた。国立サンクトペテルブルク大学、国際関係学科の専門家、グリゴリー・ヤルィギン氏はスプートニクからの取材にこうした見解を表した。
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ヤルィギン氏は、ブリンケン長官が見せた、こうしたトーンはここ数年、米国が中国に対してとってきた態度を特徴づけているとし、この態度はトランプ政権ですでに始まっており、バイデン政権になっても何の変化も起きていないと語っている。
ブリンケン長官は習国家主席との会談が終了して初めて、中国がロシア支援の「問題解決」に何の措置も取らない場合、米国がこれを行うと威嚇する態度を見せた。
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