トルコ・イスタンブル、最大でM7.6 地震学者が警鐘

トルコでの壊滅的な #地震 の危険性を何度も指摘してきた地震学者のナシ・ギョリュル氏が、イスタンブル市で最大でマグニチュード(M)7.6の地震が発生するリスクがあるとの推定を発表した。トルコ紙「Dunya」が報じた。
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ギョリュル氏によると、アダラル断層とクンバーガス断層という2つの「遮断された」断層があり、それらはいずれ必ず「破裂」し、M7.2からM7.6の大きな地震を引き起こすという。
ギョリュル氏は、トルコ南東部カフラマンマラシュ県で壊滅的な地震が発生する可能性について警告した際、しかるべき反応がなかったことに不満を示した。同県では実際に2023年2月に大きな地震が発生した。M7.7とM7.6の2度の地震で5万人以上が死亡した。

「私たちはカフラマンマラシュで地震が発生する恐れがあると何度も叫んだが、誰も耳を傾けなかった。そのため再び同じように警告しても、また同じことが繰り返されるのではないかと恐れている。いつかすべてが終わってしまう」

イスタンブル市当局によると、M7.5の地震が発生した場合、少なくとも9万棟の建物が倒壊し、約450万人が仮設住宅を必要とする恐れがある。
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