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ロシアが世界初の宇宙からの北極観測システムを確立

ロシア国営宇宙企業ロスコスモスは、気象衛星「アルクチカ(北極)M」№2によって、ロシアは世界に先駆け、宇宙からの北極観測システムを確立したと発表した。
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「アルクチカM」は4基構成のロシアの気象衛星群で現在、そのうち2基の打上げが終了している。最初の「アルクチカM」№1は2021年2月、2基目の「アルクチカM」№2は2023年12月に軌道に投入された。2基の気象衛星は24時間体制で地球の表面と雲の量、北極とその周辺の海域をモニタリングし、精度の高い気象情報を常時、交換している。
この他、「アルクチカM」№2は船舶、飛行機など、動作物体が遭難した場合、国際コスパス・サーサット・プログラムの枠内で座標の確定ができる。
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