中国、日本が計画する半導体輸出規制に懸念表明

中国商務省は29日の声明で、日本が計画する半導体関連の輸出規制に深刻な懸念を表明した。
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「日本政府が半導体およびその他の関連製品に対して輸出管理を導入する計画を発表したことに注目し、中国は深刻な懸念を表明する」

中国商務省は「日本が提案したこのような措置は、中国企業と日本企業間の通常の貿易取引に深刻な影響を及ぼし、すべての当事者に損害を与え、さらには世界のサプライチェーンの安定も損なう」と発表した。
同省は、半導体は高度にグローバル化した産業だと指摘し、日本に対して誤った慣行を速やかに是正し、世界の産業チェーンとサプライチェーンの安定を共同で維持するよう求めた。
同省は、中国企業の利益を守るための措置を講じるとした。
ブルームバーグは3月、米国当局がオランダ、ドイツ、韓国、日本に対し、中国による半導体技術へのアクセスを制限する措置を強化するよう圧力をかけていると報じていた。
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