同氏はまた、ニューラルネットワークに基づく人工知能(AI)は基盤や特性が全く異なるため、生物知能と比較するべきではないという確信が高まっていると述べた。 ボロンツォフ氏は、情報を保存し、しかるべき決定を下す能力があるものの、機械は「従順なアシスタント」にすぎないと考えている。
「私たちは機械の文明ではなく、人類の文明を築いている」
また同氏はAIについて、人間によってつくられた技術の1つだが、人類に存亡の危機をもたらすおそれがあると強調した。
「文明の目的や価値観の観点からすべてに取り組み、それらについて常に思い出していれば、私たちは生き残ることができる」