米国の新戦闘機F-35に故障、問題が続々

2023年に米軍海兵隊航空部隊の軍備に加わったロッキード・マーティン社の5台の攻撃戦闘機F-35Cについて、米ディフェンス・ニュース紙は品質に憂慮を招く問題があると報じている。
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ディフェンス・ニュース紙は 第311戦闘攻撃飛行隊司令官のマイケル・フィッシャー中佐が書いた業務ノートを入手。その中でフィッシャー中佐は、「供給された戦闘機には常に不一致と早期故障がみられる」と苦情を書いている。
同様の支障は海兵隊に納品された、ほぼ全機に見られている。1機の推定価格は9440万ドル(148億6700万円)。
燃料に航空グリースが混入してしまう。
燃料に金属くずが混入するため、廃棄せざるをえなくなった。
エネルギー・熱調整管理システム、酸素システムのリザーブ用ボンベなどの部位が不適切。
部品の組み立てが不適切。
飛行後、翼のなかからプラスチック製のスクレーバーが突き出ているのが発見。
業務ノートには、こうした故障、不具合を直すのに700時間以上の作業が要されたと書かれている。
これより前、米国防総省の今年のレポートでは、戦闘機F-35ジョイント・ストライク・ファイターには相変わらず、少なくとも65か所の主な故障個所があり、戦闘の性能性に合致していないことが報告されている。
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