首都パリでは、フランス革命発端の地となったバスティーユ広場(監獄跡地)にデモ隊が到達すると、警察は鎮圧しようと催涙ガス弾を発射。それでも参加者の一部は暴徒化し、店のショーウィンドウやバス停を破壊するなどして回った。パリオリンピックに反対するため、五輪のマークを燃やす参加者もみられた。この日はフランス全土で約270のデモや抗議活動が行われたとみられる。参加者数は最大で15万人に膨らんだ可能性もある。