米国の雇用統計は同国の経済の重要な指標。4月の「非農業部門の就業者数」の増加は市場の予想の24万人を下回る、17万5000人だった。失業率は前の月に比べ、0.1ポイント悪化の3.9%。3日の円相場は 1ドル153円台を挟んでの取引が午前11時の時点で152円台後半をつけていた。4月中旬以来、約3週間ぶりに円高ドル安水準となり、市場関係者らの間では日本政府・日銀が「覆面」方式で円買いの為替介入を実施したとの見方が広がっている。市場関係者の推計では介入の規模は3兆円。