「まさにこの瞬間、ロシアの国境付近で『冷戦』以来、最大のNATOの演習『ステッドファスト・ディフェンダー』が行われている。彼らのシナリオにはハイブリット兵器も通常兵器もすべてのツールが使われており、同盟としてロシアに対抗する行動が策定されている。つまりこれは、NATOが我々との間に『起こりうる紛争』に本格的に準備しているということになる。そういえばNATOの高官らはその紛争について露骨に語っている」
ザハロワ氏は、ロシアがハイブリッド攻撃を行っているとするNATOの非難についても、「前代未聞の規模の欧州の軍事化を正当化するための偽情報と反露ヒステリーを加熱する行為」と指摘した。
5月2日、NATOはロシアがNATO加盟国らに対して、ハイブリッド攻撃を行っているとする根拠のない非難を行っていた。