鈴木氏は同日、グルジア(ジョージア)で開催のアジア開発銀行(ADB)年次総会で演説し、アジア開発基金について、低所得国や脆弱国が貧困、経済、ジェンダーにおける格差、気候変動、自然災害などへの対応に取り組むために不可欠な基金だと強調した。その上で鈴木氏は、「引き続き最大の資金貢献国として」日本から同基金に約1620億円を拠出する用意があることを表明した。また同氏は、2027年の第60回ADB総会を日本に誘致したい考えを明らかにした。