その他、ラブロフ外相の主な発言
スイスで来月開催されるウクライナに関する会議では「互いに受け入れ可能なアプローチ」を探るとの声明が出されているが、実際には真実ではない。なぜなら、スイス側はゼレンスキー氏の「平和の公式」から逸脱することを許さないからだ。
我々は、何らかの形でゼレンスキー氏の「平和の公式」を促進するようなイベントには参加しない。
我々が交渉を拒否しているという発言は毎日のように聞かれる。彼ら(西側諸国)はしたいが、ロシアは拒否していると言うのだ。しかし、我々はもはや西側諸国のパートナーに誠実さや良識は期待していない。
スイスで開催されるウクライナに関する会議に参加する予定の国の中には、ロシア無しでの交渉の無意味さを説明するためだけに参加を望んでいる国もある。
国連を含む国際機関の事務局は西側諸国の関係者で埋まっており、彼らは西側に有利な議題を推進するために利用されている。これは改革を通じて正さなければならない。
スイスは6月15〜16日、ウクライナに関する会議を開催する。会議には約160カ国が招待されているが、ロシアは参加しない意向。ロシアのガルモニン駐スイス大使は以前、ロシアはどのような形であれこの会議には出席しないと述べた。