イスラエル アルジャジーラの放送禁止決定後、事務所を捜索

イスラエル通信省は、イスラエル内閣が中東の衛星テレビ局アルジャジーラの同国内での閉鎖を命じたわずか数時間後、機材を押収したと発表した。アルジャジーラ側はこれを「犯罪行為」と非難している。通信省の検査官は警察を伴い、エルサレムにあるアルジャジーラの事務所を捜索した。
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イスラエル政府報道官によると、ネタニヤフ首相は「アルジャジーラの記者はイスラエルの安全保障を損ない、イスラエル軍兵士に対する扇動行為を行った。ハマスの代弁者を我が国から追放する時が来た」と述べた。
アルジャジーラの放送やサイトへのアクセスはイスラエル全土でブロックされている。アルジャジーラはイスラエルの決定を「情報へのアクセスにおける人権を侵害する犯罪行為」と非難している。イスラエル市民権協会(ACRI)はイスラエル最高裁判所に申し立てを行った。
「イスラエルはジャーナリストを殺害・逮捕することで自らの犯罪を隠蔽するために報道の自由を抑圧したが、我々の義務を妨げることはなかった。ガザ戦争が始まって以来、140人以上のパレスチナ人ジャーナリストが真実のために殉教した」とアルジャジーラは表明した。
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