とりわけ、ロシア外務省はケイシー英大使に対し、自国の敵対的なアプローチは不可避的に破滅的な結末を招くことを熟慮し、キャメロン外相の発言に直ちに否定するよう促した。
ロシア外務省は、キャメロン外相の発言をロシアは、状況の過熱の証拠であり、ウクライナ側での軍事行動への英国の関与が高まったことを裏付けるものとみていると述べている。
5月2日付けのロイター通信は、ウクライナにはロシア領内のあらゆる標的を攻撃する権利があるとするキャメロン英外相の言葉を掲載した。その後、このニュースは「特定の詳細の見直しをする」ために一時、削除された。翌3日、修正された記事がロイター通信のウェブサイトに再掲載されたが、キャメロン氏の発言はそのまま残されていた。