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過去10年で最大級の太陽フレアが発生

5月6日に過去10年で最大の太陽フレアが発生した。ロシア科学アカデミー、宇宙調査研究所、#太陽 天文学実験室のセルゲイ・ボガチョフ室長はスプートニクからの取材に明らかにした。
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現段階の評価では今回の太陽フレアの等級はX4.5と見られている。
ボガチョフ氏は、今回のフレアはこのサイクルで最大の太陽の爆発の結果だと説明している。ボガチョフ氏の話では、この現象はまだ終わっていない。
大規模の太陽フレアは2014年5月以降、4度しか発生していない。現在、地球軌道上の宇宙放射線が急激に増加しているという報告されている。
太陽エネルギーの放出される領域は地球の北半球。太陽エネルギーは地球に活発に影響を与えており、このために磁気嵐が発生し、オーロラが見られる。
前日、5月5日にもX1.3級の太陽フレアが、また5月2日と3日にもX級の太陽フレアが発生し、日本、中国、オーストラリアの短波ラジオに通信障害が出ている。
太陽フレアはX線強度に応じて、A、B、C、M、またはXの等級に分類されている。数値はフレア強度の値を示し、A、B、C、Mの場合は1.0から9.9まで、Xの場合は9.9以上もになる。
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