マスク氏「宇宙人存在の証拠みたことない」 人類の銀河植民地化にも言及

米民間宇宙企業スペースXのイーロン・マスクCEOは、米シンクタンク「ミルケン研究所」のイベントに参加した際、すでに人類が宇宙人と遭遇しているとの主張に疑問を呈した。
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「多くの人は宇宙人が我々の中に潜んでいると信じているが、そういう人たちに限って人類が月に行った事実を否定するものだ」

マスク氏は自社の人工衛星がUFOを回避した事案は一度もなく、宇宙人が存在する証拠は見たことがないと述べた。

「もし銀河系に100万年続く文明があれば、銀河系の植民地化は容易だろう。だが、そうはなっていない。なぜなら、文明というのはとても希少だからだ。人類の文明は、暗闇の中に揺らめくロウソクの火のように考えなくてはならない」

一方で、今後の宇宙探査で「すでに滅亡した異星人文明の痕跡」は見つかる可能性があるとした。さらに、「我々の文明が100万年続けば、我々は銀河系の隅々まで広がることだろう」と人類による宇宙の植民地化の未来を予想した。
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