米上院議員ら、AUKUSと日本の協力を推進するよう法案を提出

米上院の超党派議員は8日、米英豪の軍事協力枠組み「AUKUS(オーカス)」の第2の柱となっている先進軍事技術開発プロジェクトの分野で、日本との協力関係を推進するよう米政府に求める法案を提出したと明らかにした。
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「この法案は、米国務省および国防総省の(AUKUSの)コーディネーターに対し、日本政府と連携し、英と豪の担当者と協議しながら、AUKUSの枠組みにおける特定の先端技術協力に日本を参加させることについて議論することを求めるものだ」
今月1日、オーストラリアと韓国は、外務・防衛担当閣僚協議(2プラス2)を開き、AUKUSの柱の一つである先端技術協力分野の協力に関し、韓国の参加を検討していくことで一致した。
4月の訪米時、岸田首相はAUKUSとの協力関係について「何か決まったものは現在はない」と述べるに留めていた。
ロシア科学アカデミー中国・現代アジア研究所、日本研究センターのオレグ・カザコフ主任研究員は、日本がAUKUSに正式に加盟するのではなく、技術的なパートナーシップを結ぶという形式になることから、日本政府が第2の柱に参加する可能性はかなり高いとの考えを示している。
日本のAUKUS加盟で、地域諸国との関係はどうなるか?
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