ホワイトハウスのカリーヌ・ジャンピエール報道官は9日、サンフランシスコに向かう大統領専用機の機内で会見し、次のように述べた。
「ジョー・バイデン大統領はCNNで、そのような作戦に物的支援を提供したくないと明言した」
大統領はハマスを最終的に打倒する戦略を改善するために、イスラエルへの協力を継続するようチームに指示したとのこと。ただし、ラファ作戦は「この目標の達成には寄与しない」と付け加えたという。
先にバイデン氏はイスラエル軍がラファに進軍した場合、イスラエルへの武器供給を停止すると警告していた。国防総省のライダー報道官によると、ラファ市での作戦に使用される可能性があるとの懸念から、米当局は航空爆弾3,500発の供給を停止したとのこと。
米国のこうした対応について、イスラエルのヘルツォーク駐米大使は「容認できない」とし、地域勢力に誤ったシグナルを送る可能性があると反発した。