林氏は「我が国とサウジアラビア王国は、皇室とサウジアラビア王室との交流などを通じて、長年にわたる良好な関係を築き、明年、外交関係開設70周年を迎える」と述べ、今回のムハンマド皇太子の訪日を通じて「両国の親善関係が一段と深まることが期待をされる」と強調した。
サウジアラビアは日本にとって最大の原油供給国。日本は輸入原油の約4割をサウジアラビアから調達している。
日本外務省によると、ムハンマド殿下は皇太子兼首相として今回初めての訪日。前回は、2019年にG20大阪サミット出席などのため日本を訪れた。
岸田首相は2023年にサウジアラビアを訪問、ムハンマド皇太子との会談に臨み、外相級の戦略対話の設立に合意したほか、脱炭素化に向けてエネルギー分野で協力を深化させることで一致した。