欧州の歌合戦にイスラエル代表として参加した歌手がウクライナの粛清対象者リストに登録

スウェーデンのマルメ市で開催された欧州の歌合戦「ユーロビジョン・ソングコンテスト」にイスラエル 代表として参加した歌手のエデン・ゴランさんがウクライナによる粛清対象者リストのサイト「平和維持軍」に登録された。
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データベースにはゴランさんの写真と生年月日が記載されたページが登場した。
ゴランさんは2016年、露クリミアで開催された子供向けソングコンテスト「ニューウェーブ」に参加していた。当時の居住先であるモスクワからクリミアに向かったことから、「違法にウクライナ領を侵犯」したことになり、これがデータベース登録の理由となった。
ゴランさんはイスラエルの首都テルアビブで生まれた。子供の頃、家族とともにモスクワに引っ越し、ロシアに13年間住んでいた。ロシアが特別軍事作戦を開始すると、ゴランさんは家族と共にイスラエルへと帰国した。
「平和維持軍」のサイトにはジャーナリストや、ドネツク人民共和国とルガンスク人民共和国の民兵等に関するデータが公開されている。サイトでこうした人物らは「祖国への裏切り者」と指定され、掲載されたあとに暗殺されるケースが後を絶たない。このウェブサイトはウクライナ保安庁の支援を受けているとされている。
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