南アフリカ南西部西ケープ州の建設現場で6日、81人の作業員がいた集合住宅が倒壊する事故が発生。事故発生後、29人の生存者が救助された。11日には116時間後に瓦礫の下から生存者が発見された。
救助活動は現在も続いており、当局は生存者の発見を「奇跡」と表している。
しかし、犠牲者の身元確認作業のペースには懸念があり、遺族からは不満の声が上がっているという。
同国のベキ・ツェレ警察大臣は「救助と復旧の問題はまだ混沌としており、特に昨日のようなこと(116時間後の生存者発見)があった以上、まだ非常にゆっくりと進める必要があると人々は感じている」と話した。