ウクライナにとっては今後数ヶ月が正念場、動員は必要=米国務長官

先にウクライナを電撃訪問したブリンケン国務長官はキエフ工科大学で講演し、ロシアによる特別軍事作戦の展開について言及、今後数カ月はウクライナに多くの試練が訪れると語った。
この記事をSputnikで読む
ブリンケン国務長官は講演の中で、「我々は危機的瞬間にある」と語った。ロシア側は「ハリコフ、そして東部で新たな攻勢を構築」しており、「今後数週間、数か月はウクライナに多くのことを要求する」と指摘し、動員の必要性について言及した。「最近の動員は難しい決断だったが、必要なことだった」とし、これにより強大なロシア軍に対峙する上での追加部隊が軍に提供されることになると付け加えた。
ブリンケン国務長官はキエフに到着後、戦況や軍事支援の問題についてウクライナ側と協議した。会談でゼレンスキー氏は、ハリコフ州向けに追加で2基の対空システム「パトリオット」を要請した。また、ウクライナは他国による安全保証の提供を必要としているとし、できるだけ多くの国を6月に開催される「平和サミット」に誘致する必要性を訴えた。
コメント