ラボティノは昨年夏のウクライナ軍によるいわゆる「反転攻勢」の際、両軍の激戦地となった村落で、戦略的に重要な拠点オレホフに続く道の途中にある。ウクライナ側はここを奪還したと主張し、大きな戦績として位置づけていた。ウクライナ側はこのラボティノ周辺から戦線の突破を試みたが、ロシア側の用意した手堅い防衛線や地雷原に阻まれ、前進は頓挫した。一方の北部戦線でロシア軍は、ハリコフ州のグルボカエ、ルキヤンツィの2村落を解放した。