主な項目をみると、個人消費は前期比0.7%減。長引く物価高に加え、一部自動車メーカーの認証不正問題に伴う生産停止が背景にあるとされる。リーマン・ショックの影響を受けた2009年1~3月期以来となる4四半期連続の減少だった。
また、企業の設備投資も前期比0.8%減で、2四半期ぶりのマイナスとなった。
輸出も自動車の生産停止の影響を受け、前期比5.0%の大幅減。4四半期ぶりのマイナスとなった。輸入は3.4%減。
生活実感に近い名目GDPは前期比0.1%増、年率換算は0.4増となった。同時に発表した2023年度の実質GDPは前年度比1.2%増だった。