銃撃されたスロバキア首相、生命の危険はない=副首相

スロバキアのカリニャーク副首相兼国防相は19日、銃撃されたフィツォ首相について、生命の危険はまったくないとし、容体は深刻な状態にあるものの、見通しは明るいとの見方を示した。また、フィツォ氏は15日以降、2度の手術を受け、いずれも成功したという。
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フィツォ首相は15日、同国中部ハンドロバで開かれた政府の会合に出席した後、銃撃された。同氏はヘリコプターで病院に搬送された。内務省は、フィツォ氏の容体は極めて深刻だと発表した。銃撃犯はフィツォ氏に向かって銃弾5発を発射し、現場で警察に拘束された。内務省によると、政治的な動機に基づく犯行。
フィツォ氏はウクライナへの軍事支援に繰り返し反対し、ウクライナのNATO加盟も支持していない。また同氏は、 スロバキアはロシアとの良好な関係に関心があると強調していた。
スロバキア首相、銃撃で負傷 =メディア
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