イラン大統領代行のモフベル氏とは

イラン最高指導者ハメネイ師は20日、ヘリコプター墜落事故でイラン大統領のライシ師が死亡したことを受け、モハメド・モフベル第1副大統領を大統領代行に任命した。選挙が行われ次期大統領が決まるまで務める。
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モフベル大統領代行の経歴

1955年生まれ。経営、経済発展計画、国際法の博士号を持つ秀才。
地元フーゼスターン州の副知事や、ハメネイ師に近い基金「セタド」の副会長や大手銀行の頭取などを歴任。
イラン財界での影響力を理由に米財務省の制裁対象に。過去には弾道ミサイル開発に関連し、EUの制裁対象にも。
2021年に第1副大統領に就任。
イラン政府によると、ライシ大統領が乗ったヘリコプターが19日、同国北西部の東アゼルバイジャン州で悪天候により墜落した。濃霧や山中の地形などの厳しい自然条件により捜索活動は難航した。
一夜明けた20日、墜落現場でヘリの残骸を発見。ライシ大統領、アブドラヒアン外相らの死亡が確認された。最高指導者ハメネイ師は、大統領代行にモフベル第1副大統領、外相代行にバゲリ外務次官を任命した。
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