「率直な対話積み重ねた」 岸田首相、イラン大統領の死亡に「深い悲しみ」

イラン大統領のライシ師がヘリコプター墜落で死亡したことを受け、生前に首脳会談などで交流のあった岸田首相が談話を発表した。
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「突然の訃報に接し、深い悲しみの念に堪えません。ライシ大統領とは、首脳会談や電話会談等を通じ、日・イランの伝統的友好関係に基づき、2国間関係や地域情勢について率直な対話を積み重ねてきたところでした。日本国政府及び日本国民を代表して、イラン政府・国民の皆様並びにご遺族に対して謹んで哀悼の意を表します」

イラン政府によると、ライシ大統領が乗ったヘリコプターが19日、同国北西部の東アゼルバイジャン州で悪天候により墜落した。濃霧や山中の地形などの厳しい自然条件により捜索活動は難航した。
一夜明けた20日、墜落現場でヘリの残骸を発見。ライシ大統領、アブドラヒアン外相らの死亡が確認された。最高指導者ハメネイ師は、大統領代行にモフベル第1副大統領、外相代行にバゲリ外務次官を任命した。
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