総務省は6月中旬をめどに省令を改正し、日本郵便は10月ごろに110円に改定する見通し。消費税増税に伴う改定を除き、1994年以来30年ぶりの値上げとなる。日本郵便は、省令改正が必要ない50グラム以下の手紙についても94円から110円に値上げする。また、ハガキの料金も63円から85円に値上げする。定形外郵便なども3割ほど値上げする。日本郵便は、2022年3月期決算で郵便事業が2007年の民営化以降、初めて赤字に転落。料金値上げを検討していた。