EU、凍結露資産の収益押収を承認 9割ウクライナに

EUは21日、凍結されたロシア中央銀行の資産の運用から得られた収益を押収するのを承認した。押収分の90%はウクライナ支援に充てられる。チェコのリパフスキー外相が明らかにした。
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これまでにロシアは、西側諸国が資産押収に出れば「対称的な報復措置を受けることになる」と警告している。露上院のマトビエンコ議長は、EUの露資産押収に対する報復措置法案を即時に審議する準備ができていると表明していた。
日本を含むG7やEUなどの西側諸国は、2022年以降に約3000億ドル(約45兆円)に上る露資産を凍結。一方でスプートニクのまとめでは、西側諸国は少なく見積もっても2880ドル(約42兆円)の資産をロシアに保管している。
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