日本、UNRWAを通じてガザ地区へ物資供与

日本政府は紛争が続くガザ地区への支援として、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)を通じて、物資の供与を決定。引き渡しの式典が20日、エジプトで行われた。NHKが報じた。
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NHKによると、カイロで行われた式典には日本の岡浩在エジプト大使やUNRWA事務所長らが出席し、支援物資の目録が手渡された。
日本政府はUNRWAの要請を受け、毛布5000枚や給水用の容器1万個などを供与する。
岡大使は「ガザの人々の人道状況を改善するため、多くの国が支援を再開していると認識している。日本の支援が正しく正確に必要とする人に届くことが大切だ」と話した。
UNRWAの職員がイスラム組織ハマスによる2023年10月7日のイスラエルへの襲撃に関与した疑いが浮上したことを受け、日本も1月からUNRWAへの資金拠出を一時停止した。上川外相は4月、一時停止を解除し、2023年度内に予定していた約3500万ドル(約52億円)を拠出すると表明した。
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