警察によると、21日夜8時20分すぎ、脇山町長自宅近くの屋外駐車場で、「軽自動車が燃えている」と、通行人の男性から消防に通報があった。火はおよそ20分後に消し止められた。脇山町長は5月10日、原子力発電で出る「核のごみ」の処分地選定をめぐって、調査の第1段階にあたる「文献調査」を受け入れる考えを表明していた。原発が置かれた自治体で文献調査受け入れを表明したのは玄海町が初めて。原子力発電環境整備機構は調査受け入れを行う自治体に最大で20億円の交付金を支給している。