北海道の猟友会がヒグマの駆除を拒否、ヒグマは米軍の特殊部隊に匹敵……日当8500円では「やってられない」

北海道ではクマの出没が相次いでいるものの、一部の自治体では地元の猟友会が町から要請を受けてもクマの駆除に参加しない方針を示した。HTBが報じた。
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環境省によると、道内でクマの捕獲数は2014年度が555頭だったのに対し、2023年度は1422頭にまで増えている。北海道猟友会の山岸辰人部会長(奈井江部会)はHTBの取材に対し、「やっぱりヒグマは相手が違う。鉄砲持っているからって、米軍の特殊部隊相手にするようなもんだよ。この条件ではちょっとやってられない」と語っている。
自治体が提示する日当は8500円、発砲した場合は1800円が加算されるものの、他の自治体と比べて大きく下回るという(幌加内町は1日1万5000円、札幌市は2万5300円)。
猟友会は日当の増額を求めているものの、自治体は予算不足で要求には応じられないとのこと。
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