品目別では増えているものもあった。日本への魚介類の輸入量は9.7%増で、額でも微増となった。また、野菜は量、額ともに2倍以上に膨らんだ。
ロシアへの「電算機類の部分品」は輸出量が50倍の1トン(額は7.3%増の400万円)にまで増えた。具体的な品名への言及はない。だが、ほぼゼロだったとみられるものが、回復してこの数字が出たことに留意する必要がある。
日本の主要輸入品目であるエネルギー資源では、原油は前年同期と同じく輸入がなかった。石炭が量・額ともに70%以上の減少となったのに対し、天然ガスは2割弱の減少に留まった。