日本、露産魚類の輸入9.7%増 電算機器の部品は50倍

財務省が22日に発表した貿易統計によると、日本とロシアの4月の貿易額は886億円で、前年同月比で16.22%減となった。ロシアへの輸出は315億円(6.9%減)、輸入は541億円(24.2%減)だった。
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品目別では増えているものもあった。日本への魚介類の輸入量は9.7%増で、額でも微増となった。また、野菜は量、額ともに2倍以上に膨らんだ。
ロシアへの「電算機類の部分品」は輸出量が50倍の1トン(額は7.3%増の400万円)にまで増えた。具体的な品名への言及はない。だが、ほぼゼロだったとみられるものが、回復してこの数字が出たことに留意する必要がある。
日本の主要輸入品目であるエネルギー資源では、原油は前年同期と同じく輸入がなかった。石炭が量・額ともに70%以上の減少となったのに対し、天然ガスは2割弱の減少に留まった。
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