台湾情勢、中国側有利に傾斜=防衛白書素案

防衛省が毎年刊行する「防衛白書」の2024年度版の素案が明らかになり、中国と台湾の軍事バランスについて「中国側に有利な方向に急速に傾斜」と表現することが判明した。共同通信が伝えた。
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昨年版では中国について、日本と国際社会の「深刻な懸念事項であるとともに、これまでにない最大の戦略的挑戦」と記載。台湾問題については「米国や同志国などと連携しつつ、動向を一層の緊張感を持って注視する」としていた。
昨年版で「従前よりも一層重大かつ差し迫った脅威」と表現された北朝鮮の核・ミサイル開発に関しては、「質的な意味での能力向上に注力している」と記載する。
防衛白書は7月にも完成し、一般公表される見込み。
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