昨年版では中国について、日本と国際社会の「深刻な懸念事項であるとともに、これまでにない最大の戦略的挑戦」と記載。台湾問題については「米国や同志国などと連携しつつ、動向を一層の緊張感を持って注視する」としていた。昨年版で「従前よりも一層重大かつ差し迫った脅威」と表現された北朝鮮の核・ミサイル開発に関しては、「質的な意味での能力向上に注力している」と記載する。防衛白書は7月にも完成し、一般公表される見込み。