ボーイング機約300機、不具合が原因で空中爆発の恐れ=メディア

米連邦航空局(FAA)は、約300機のボーイング777型機で電気系統の深刻な不具合を発見した。空中で爆発する恐れがある。英紙デイリー・メールがFAAの通知を引用して報じた。
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今回公開された書簡によると、FAAは3月、ボーイングに対し、燃料タンク付近で静電気が発生して引火し、爆発する恐れがあると警告していた。デイリー・メールによると、この問題が修正されたかどうかは今のところ不明。
これより先、FAAは、ボーイング社の従業員らが787ドリームライナーのテスト中に書類を偽造した恐れがあるとして、同社に対する新たな調査を開始した。従業員らには「技術的書類を改ざん」した疑いがかけられている。また最近、ボーイング機には技術的問題が続けざまに起きている。例えば、1月初めにはアラスカ航空の使用するボーイング737-9 MAXで飛行中にドアが外れるトラブルが起きた。
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