4月の消費者物価指数が前年同月比で2.2%上昇、賃金の上昇が追いつかず……

日本では4月の消費者物価指数が前年同月比で2.2%上昇した。上昇率は先月から0.4ポイント下がったものの、8か月連続で2%台となった。
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林官房長官は閣議後の記者会見で「生鮮食品を除く食料について、去年に比べて値上げの動きが落ち着き、上昇率も前年比で縮小した」とした上で次のように発言した。
「名目賃金の上昇が物価上昇を上回っていない状況にあり、所得の伸びが物価上昇を上回る状況を確実に作り出していきたい」
そのうえで、6月から所得税、住民税の定額減税を行うとともに、賃上げの流れを中小企業などに波及させていくため、賃上げ促進税制の強化などに引き続き取り組む姿勢を示した。
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