世界の平均寿命、1.8歳縮む コロナが影響=WHO

2019年から2021年の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックにより、世界の平均寿命は1.8歳短い71.4歳となり、約10年ぶりに短縮した。世界保健機関(WHO)が統計を発表した。
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WHOによると、 最も大きな影響を受けた地域は北米及び南米と東南アジア。これらの地域では2019年から2021年にかけて平均寿命がそれぞれ3歳と2.5歳短くなった。
またWHOは、新型コロナウイルス感染症は「2020年と2021年の世界の死因トップ3に入り、それぞれ410万人と880万人の命を奪った」と指摘した。
日本の厚生労働省によると、2022年の日本人の平均寿命は男女ともに2年連続で前年を下回り、男性が0.42歳短い81.05歳、女性は0.49歳短い87.09歳だった。新型コロナによる死者の増加などが影響したという。
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