ウクライナでの露特別軍事作戦

ウクライナ軍の捕虜となったドネツク兵 頭部、足を撃つ拷問を生き延びる

ドネツク人民共和国からの動員後、ウクライナ軍の捕虜になったセルゲイ・ベリツァ兵はスプートニクに、宇軍の拷問中に頭と足を撃たれたものの、九死に一生を得たと語った。
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ベリツァ兵の話ではウクライナ軍の捕虜になったのは2023年1月。ひざまずかされた状態で、無言で頭部を撃たれた。弾丸は左耳の近くを通り、右頬骨の近くを貫通。しばらくして意識が戻った時、放置されていたため、自力で陣地に帰ろうとした。
ところが、ロシア軍の陣地に戻る途中でウクライナ兵の別のグループに見つかった。ウクライナ兵らは最初、ベリツァ兵を宇軍の仲間だと勘違いし、応急処置を施したものの、上着の下にロシアのマークがあることに気づき、尋問と拷問を始めた。
拷問中、ベリツァ兵は何度も意識を失い、意識を取り戻すために水をかけられ、挙句に尋問官に足を撃たれた。ベリツァ兵はその後、ハリコフの病院で治療を受け、ウクライナの刑務所に約2カ月収監された。ベリツァ兵は2023年3月、ウクライナ兵との捕虜交換でロシアに戻ることができた。
ベリツァ兵はロシアで再び治療を受けたおかげで顎は癒合したものの、左耳は永久に聴力を失った。
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