米中央軍(CENTCOM)は声明で、ガザ地区への支援物資を届けるために出動した米軍艦4隻が、現地時間25日午前、荒波により損傷したと発表していた。同軍によると、4隻の船は係留場所から離れ、うち2隻が近くの海岸に打ち上げられたことを認めた。
3億2000万ドル(約501億円)を投じたバイデン氏自慢の桟橋経由による支援物資の輸送は、これまでのところ予想を下回り、ガザ地区の200万人以上の人々が最低限必要とする1日あたりの推定物資のわずか15%しか供給されていない。
イスラエルが車両の通行を制限しているため、支援物資の70%以下しか届かないという報告もある。