北朝鮮、失敗認める 軍事偵察衛星の打ち上げで「事故」

北朝鮮は27日の軍事偵察衛星の打ち上げで「事故」が発生したと発表した。国営の朝鮮中央通信が伝えた。ロケット1段階目による上昇中、空中爆発して失敗に終わったという。
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国家航空宇宙技術総局(NATA)によると、打ち上げは西海衛星発射場(通称:東倉里ミサイル発射場)で、新型のキャリア・ロケットに偵察衛星「万里鏡1号」を載せて行われた。
非常設衛星打上準備委員会の専門家会議は、失敗の原因について「液体酸素+石油エンジンの作動の信頼性」と暫定的な結論を出した。さらに他の要因がないかどうかも調べるという。
北朝鮮の軍事偵察衛星打ち上げは4回目。昨年5月、8月、今回はいずれも失敗で、これまでに成功したのは昨年11月の1回のみ。北朝鮮は今年3基の打ち上げを計画している。
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