国家航空宇宙技術総局(NATA)によると、打ち上げは西海衛星発射場(通称:東倉里ミサイル発射場)で、新型のキャリア・ロケットに偵察衛星「万里鏡1号」を載せて行われた。非常設衛星打上準備委員会の専門家会議は、失敗の原因について「液体酸素+石油エンジンの作動の信頼性」と暫定的な結論を出した。さらに他の要因がないかどうかも調べるという。北朝鮮の軍事偵察衛星打ち上げは4回目。昨年5月、8月、今回はいずれも失敗で、これまでに成功したのは昨年11月の1回のみ。北朝鮮は今年3基の打ち上げを計画している。