「NATO、露への核攻撃のシナリオも想定」 FSB高官が危機感

露連邦保安庁(FSB)のクリショフ国境警備局長は、スプートニクのインタビューで、NATOが核兵器の使用も含むロシアに対する軍事作戦を想定しているとして、危機感を示した。
この記事をSputnikで読む

「NATOはロシア国境付近で偵察活動を活発化させており、戦闘訓練の度合いも高まっている。このなかではロシアへの核攻撃をも含む、あらゆる対露軍事作戦のシナリオが想定され、練られている」

クリショフ局長は、ロシアを防衛するために必要な措置を取る必要があると主張した。
これまでにスプートニクはロシアとベラルーシによる戦術核兵器の合同演習について伝えた。ベラルーシのルカシェンコ大統領は、「状況をエスカレートすることはしないが、攻撃を許さないように準備しなければならない」とあくまで防衛目的だと強調している。
コメント