長期金利が1.065%に上昇、2011年12月以来の高水準

29日の債券市場では長期金利の代表的な指標となっている10年ものの国債の利回りが1.065%をつけ、2011年12月以来の水準まで上昇した。NHKが報じた。
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国債は価格が下がると金利が上昇するという関係にある。債券市場では日本国債を売る動きが強まり、10年ものの国債の利回りが1.065%まで上昇した。これは2011年12月以来の高い水準。
市場関係者によると、日銀が金融政策の正常化を早めるのではないかという観測が市場では根強く、長期金利の上昇が続いているという。また、米国で28日に発表された経済指標が市場予想を上回り、米国の長期金利が上昇したことも日本の長期金利の上昇圧力になっているとのこと。
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