日銀によると、国債の保有残高が簿価(取得価格)で589兆6634億円だったのに対し、時価は580兆2297億円だった。含み損は2022年度末で1571億円、2023年9月末で10兆5000億円と、2004年度以降で最大となっていた。一方、大規模緩和策の一環として買い入れていた上場投資信託(ETF)の含み益は前年同期比で約2倍の37兆3120億円。3月末として過去最大を記録した。