「エリア52」で被ばくした米軍人たちは治療を拒否されている

米ネバダ州の砂漠にある極秘軍事施設で勤務した米軍人数百人が重い病気になった。しかし彼らの仕事は機密性が高いため、医療特典を受けることができない。「エリア52」とも呼ばれる軍事施設で働き、#病気 になった元米軍人たちについて、米メディアが報じた。
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「肺を大きく痛めました。肝嚢胞と脂肪腫ができて、切除しなければなりませんでした。膀胱の粘膜もひどく損傷しています」。空軍技術者だったマーク・エリー(63)さんはこのように訴えている。
砂漠全体に飛散する放射性の塵はすべての生物にとって命にかかわるほど危険であるにもかかわらず、米国は長年にわたり極秘軍事施設の近くで核実験を実施してきた。
「作業の中止は国益に反するだろう。実験場の運用を終了することもできるが、それには多額の費用がかかる。環境への被害は受ける利益に比べて小さい」。1975年の環境安全性に関する連邦報告書ではこのように述べられている。
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