サルコジ元仏大統領、ウクライナ派兵に「深刻な疑念」を示す

ニコラ・サルコジ元仏大統領は、仏紙フィガロのインタビューで、ウクライナへの派兵について「深刻な疑念」を表明した。同氏によると、ロシアと近隣諸国が平和的な関係を築くための条件づくりを含め、プーチン大統領との対話を継続し、真剣に話し合いを始めるべき時だという。
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「トルストイの国とバルザックの国の間で戦争が起こるとは想像できない。その結果について考えたことがあるだろうか?」
またサルコジ氏は、ウクライナがEUやNATOに加盟しなくても西側諸国はウクライナの安全を確保できるが、EUの東方拡大は欧州の自治権を損ない、米国への依存を高めることになると考えている。
サルコジ氏は、ウクライナのEU加盟に反対だと述べ、ウクライナのEU加盟は「ロシアとの問題を解決するものではない」と指摘した。
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