スイスのウクライナ平和会議、中国の要求と乖離=外務省報道官

中国外務省の毛寧報道官は31日の定例会見で、6月にスイスで開催されるウクライナに関する会議に北京が参加することは困難だと述べた。
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「公正かつ平等で、一方の当事者に偏ることのない平和会議に対する中国の要求は、最近ブラジルと共同で発表したウクライナ危機の政治的解決に関する和平案に反映されており、国際社会、特に発展途上国の共通の懸念も反映している」
毛報道官によると、各方面からの意見や発表された会議の議題から判断すると、中国が提案した条件を実現するのは難しいようだ。
中国とブラジルはこの頃、ウクライナ紛争の唯一の解決策として政治交渉を提唱。ロシアとウクライナの双方が認める和平会議の開催を呼びかけている。中国の王毅外相とブラジルのセルソ・アモリン大統領付外交問題特別顧問との会談後、共同覚書が発表された。
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