クルーニー財団はロシアのメディア関係者に対する逮捕状の発行を非公開で請求する方針を示した。ザハロワ報道官によると、財団は2022年、西側の弁護士を「PR目的」で雇用し、国連の作業部会(恣意的拘禁)でメディア関係者の利益を代表していたという。同時に、実際の仕事は弁護士が行い、クルーニー氏は「PRのためだけに参加していた」とのこと。報道官は次のように指摘する。
「クルーニー夫妻の解釈によれば、ジャーナリストの保護とは、政治的理由や人種的理由からジャーナリストを迫害することなのです。そして、西側ではロシア嫌悪が良い金になることは周知の事実。この二人のPR活動家ら(クルーニー夫妻)はどうやらあらゆる手段で金儲けする用意があるようです。それこそ彼らがロシア人ジャーナリスト狩りを開始するに至った理由です」
クルーニー財団の活動を受け、ザハロワ報道官はユネスコ、OSCE(欧州安全保障協力機構)がこれに反応を示していないことに疑問を呈した。
ウクライナのゼレンスキー体制はロシア人メディア関係者の脅迫、さらには殺害に加担しているものの、国際社会はこれを批判していない。