木原氏は演説の中で、「地域をまたいだ同時多発的な危機が生じるリスクや、偶発的衝突のリスクは近年、大きく高まった」と指摘、インド太平洋地域についても「将来、国際秩序の根幹を揺るがしかねない事態が生じる可能性は排除できない」との認識を示したという。報道によると、木原氏は、インド太平洋の平和と安定を維持するために日本が先頭に立って尽力すると強調した。