日韓防衛相、レーダー照射問題の再発防止策で合意 日仏防衛相会談も開催

木原防衛相と韓国の申源湜国防相は1日、訪問先のシンガポールで会談した。両氏は、2018年の韓国軍駆逐艦による海上自衛隊哨戒機への火器管制レーダー照射問題について再発防止策で合意した。日本の各メディアが報じた。
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日韓防衛相会談は昨年6月以来、約1年ぶり。
報道によると、両防衛相はレーダー照射問題を受けて中断していた自衛隊と韓国軍のハイレベル交流の再開や次官級協議の年次開催、防衛実務者対話の再開で合意した。
一方、海上自衛隊と韓国海軍の間で再発防止に向けた文書が作成されたが、レーダー照射の事実関係には触れなかったという。
木原氏は同日、フランスのルコルニュ国防相とも会談した。両防衛相は、多国間防衛協力の枠組みや防衛装備・技術協力、宇宙・サイバーの領域において両国間の協力を促進し、連携していくことで一致した。日本の防衛省が発表した。
防衛省によると、木原氏は「フランスがアセットや部隊を継続的にインド太平洋地域に展開させていることを心強く思う」と述べた。
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